電子回路解析

 電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。私が講師を務めるセミナーについてご紹介いたします。


 【タイトル】
  効果的なEMC対策の基礎と事例および回路・基板への応用とそのポイント

 【日時】
  2018年6月13日(水) 10:30 ~ 17:30

 【詳細】
  セミナー紹介HP(日本テクノセンター様)
  https://www.j-techno.co.jp/seminar/seminar-18708/


 本セミナーの特徴は、次の2点です。

 ①具体商品の事例から学ぶEMC設計の紹介
  普段聞くことのできない他社商品のEMC設計・対策事例を聞くことができる!

 ②シミュレーションの実演によるノイズ発生要因と対策効果の確認
  回路シミュレーションを用いたPC実習で、ノイズの振る舞いを実感!


 本セミナーは毎年開催されており、今年で3回目となります。今年は、アンケートの声を反映し、イミュニティの実事例を追加しました。EMCに取り組みたい回路設計技術者、特に、回路設計における工夫を学びたい方や、基板設計者へ的確な指示をしたい方には、是非お勧めです。上記URLをご覧ください。

 電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。今回は、設計診断の事例を紹介します。

 ある商品のEMC対策を相談いただきました。樹脂ケースの内側に「導電塗装」を施し、さらに様々なEMC対策を検討したが、輻射が減らないとのこと。下記ステップで検証することにしました。

Step1.ノイズの素性把握

 暗室での追加評価により、3つのノイズが複合していることが判明しました。
  ①30MHz付近:DCDCコンバータ
  ②100~300MHz:筐体FG要因
  ③ヒゲ状ノイズ:映像系のクロック高調波

 課題の周波数範囲が広く、上記以外にもノイズ要因があると考え、EMCに特化した【設計診断】を提案しました。

設計診断 → http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/design-review.html

Step2.EMCに特化した設計診断

 弊社独自の観点表に基づき、「部品選定」「回路設計」「基板レイアウト」「機構設計」について、35項目の課題のピックアップ、改善提案を実施しました。特に次に課題が見つかりました。
  ①DCDCコンバータの使用部品、レイアウト
  ②筐体への基板の接地方法
  ③GND分離によるリターンパス分断

 診断に基づく改版により不要輻射が改善し、最終的には、なんと規格を満足するだけでなく、導電塗装を無くすことができました。

ele-design-1017.gif

 ノイズは根元から断つ!回路、基板レイアウトの重要性を再認識した次第です。第三者視点でチェックする設計診断にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

電気ソリューション部 電子回路設計課の荻野です。


ここ数年、プリント基板上のDRAMの解析・設計のご依頼案件はDDR3が多かったのですが、2015年頃から新たにLPDDR4のご依頼もいただいておりますので、その際の留意点についてご紹介いたします。


DDR3からLPDDR4へ移行する際のハード設計における主な留意点は、動作周波数の高速化、伝送波形の低振幅化です。DDR3とLPDDR4との差異について、それぞれのデータ信号のSI解析波形を同じスケールで表示したものを示します。

DDR3とLPDDR4.png

仮にDDR3同様のジッタやノイズがLPDDR4にも発生する場合、信号波形が伝送できないことは一目瞭然です。

これまでDDR3の規格を満たした基板設計を行っていても、同様の設計でLPDDR4の規格を満足できるとは限りません。そのため、プリント基板上の信号配線の検討のみではなく、 LPDDR4と接続するLSI/パッケージの特性や基板の基材選定、バイパスコンデンサの配置等、幅広い項目に配慮して設計する必要があります。

我々はパナソニックのデジタルTV等のAV機器を初め、長年にわたりDRAM周りの解析、設計を支援させていただいており、いくつかの事例をこちらで(http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/example.html)ご紹介しております。DRAMの高速化やジッタ対策などお困りごとがございましたらお気軽にお問合せください。



高速信号回路の「リーン設計技術」のページ↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/lean-design.html


お問い合わせはこちらからどうぞ↓

https://www2.panasonic.co.jp/aec/inquiry/index.php?to=electric


電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。これからEMCに携わる技術者の方々に、お勧めの記事を紹介いたします。

月刊EMCの特集「0(ゼロ)からのEMC対策と設計」にて、2014年10月23日(金)に開催された第21回EMC環境フォーラムで講演した一部を掲載しております。私が執筆を担当させていただいた「はじめてのEMC対策」では、EMC対策を5項目に分け、対策のポイントと各々の具体事例をご紹介しております。

はじめてのEMC対策とありますが、基板設計においてチェックすべき項目を多数掲載しています。本内容をまとめておけば、基板設計時のチェックに活用できますので、EMC設計・対策経験者の方にも是非一読いただければ幸いです。

 

electric_20161221.png

月刊EMC2016年12月号(No.344)

【特集】 0(ゼロ)からのEMC対策と設計

はじめてのEMC対策 ―解決に至るアプローチとは―
  1. はじめに
  2. EMC対策の基本
  3. EMC対策事例の紹介
  4. EMC対策で重要なこと


月刊EMCのご紹介ページはこちら↓

http://www.it-book.co.jp/EMC/index.html


プロダクト解析センターの電子回路解析ページはこちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/index.html

EMCデザインプロセスのコンサルティングを担当しています小山です。

最近、「EMC対策で毎回困っているので、何か良い方法はないか?」との問い合わせを多くいただくようになりました。

パナソニックでは、約10年前から、EMC設計の完成度を向上させるための取り組み(プロセス革新)を行っています。そして今回、これまで積上げてきた手法や事例を、SPIDER(System of Panasonic Innovation Design for EMC Requirement)として整理し、お客様に対してコンサルティングの提供を開始いたしました。

詳しい内容は、ご紹介ページをご覧下さい。


spider_20161214.jpg

SPIDERの様子


 現在、何社かのお客様とSPIDERの取組みを実践しております。「やり方が勉強になった。独自に展開してみたい。ノウハウが抽出できて良かった。」等、喜んでいただけてやりがいを感じています。皆様からのご相談をお待ちしております。



パナソニック式 EMCデザインプロセス"SPIDER"のページ↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/spider.html


お問い合わせはこちらからどうぞ↓

https://www2.panasonic.co.jp/aec/inquiry/index.php?to=electric


 電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。
 近傍磁界測定装置を活用したことで、短期間でEMC対策を終えましたので、その内容をご紹介します。


ele_20160606.bmp

 ある製品において、6つの周波数ポイントにてEMIの許容値をオーバーしており、設計者の方はノイズ源を特定できずに困っておりました。そこで、ノイズ源を特定し、適切な対策を施すため、下記のステップで検証しました。


 1)近傍磁界測定装置を用いて、ノイズ源を特定
 2)ノイズ源の周辺に絞って、回路&基板レイアウトを検証


 今回の基板では、赤丸部のメインCPUがノイズ源でした。そこで、ノイズ源の周辺を検証したところ、CPUの電源インピーダンスが高い事が分かり、電源の強化策を提案いたしました。結果、最大10.6dBオーバーから、8dBのマージン確保と劇的に改善することができました!たった1日の検証で解決できた決め手は、近傍磁界測定装置でノイズ源を絞り込み、必要最小限の検証で済ますことができたことです。


なお、プロダクト解析センターには、基板だけでなく、製品全体からのノイズを可視化できる装置もあります。ノイズ源が分からなくてお困りの方は、ぜひお気軽にお問合せください。



低ノイズ化へのアプローチはこちら↓

近傍磁界測定装置はこちら↓

電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。

 4月22日、第30回EMC・ノイズ技術シンポジウムにて、「セット・システム屋が教える『効く!EMC設計テクニック』」と題して、講演しました。


electric_20160527.png

当日の講演の風景


 担当したセッションは事前登録の段階で定員に達し、当日の講演会場は、約80名の技術者の方々の熱気に包まれていました。講演後には、20を越えるご質問をいただき、皆さんが熱心に聴いてくださった証であると思います。本当にありがとうございました。ただ、時間の都合上、全てのご質問にご回答することができず、大変申し訳ございませんでした。私自身、その事が心残りです。


 いただきましたご質問の中に、EMCのDR(デザインレビュー)に関するものがありました。講演ではDRについては触れなかったのですが、DRで使用するEMCのチェックリストがない、どのように合否判定したらよいか分からない、など多くの方々が課題を感じているのではないかと思います。


 このようなDRの取組みも私の方でサポートしておりますので、今回のテクノフロンティアの講演内容に限らず、EMCでお困りの方はお気軽に弊社のホームページからお問合せください。


プロダクト解析センターでのデザインレビューの取り組みはこちら。

 ↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/design-review.html


電気ソリューション部 電子回路設計課の坂上です。

私共はIEC 61967-1などに準拠した半導体デバイスに対して、プリント基板設計・製作からEMC試験まで、一連のプロセスをサポートしています。

今回は、プリント基板設計についてご紹介いたします。


ele2016052301m.png


上記はIEC61967-2に従ってTEM-CELL法を実施する際の試験環境となります。

半導体デバイスは単体では動作しないものもあります。そのような時は、お客様からの仕様に基づき、専用の制御基板も私共で作成いたします。以下の基板では、動作モードの切替や、電源シーケンスの制御を行うために、FPGAを利用しております。


ele2016052302m.png


ここでの注意点は、制御基板からのノイズが測定対象となる半導体デバイスに影響を与えないようにすることです。

そのため、半導体EMC評価基板の設計と並行して、制御基板の低ノイズ化、基板間コネクタ選定、およびコネクタピン配検討を行い、必要によりノイズフィルタの追加等も実施しております。

これにより、本来のDUT(測定対象のデバイス)のみのノイズを正しく測定することが可能となります。

このようにプロダクト解析センターでは、半導体EMC評価用の標準基板だけではなく、必要な動作環境も設計していますので、ぜひお気軽にご相談ください。



半導体EMC評価用基板の設計についてはこちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/test-board.html

半導体のEMC評価についてはこちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/semiconductor.html



電子・電気設計課の大住です。


11月9日(月)にノイズ研究所様とのコラボレーションセミナーを開催することとなりました。

先日の情報館でもお知らせしましたEMC環境フォーラムに続くセミナーとなります。セミナーの概要は下記のとおりとなっております(参加無料)。

商品事例から学ぶEMC
~パナソニックの評価・設計現場の具体事例を交えて紹介~
開催日 2015年11月9日(月)
場所 パナソニック西門真地区構内
第一部 雑音端子測定とΔLISNの活用提案
第二部 試験設備を活用した効率的なノイズ源の特定手法の紹介
第三部 商品事例から学ぶEMC設計の原理

デルタLISN.png 

雑音端子ノイズの見える化ツール(ΔLISN)

 

雑音端子ノイズの見える化ツール(ΔLISN)のご紹介から、10m法電波暗室での実機デモ、そして原理に基づくEMC設計まで、評価・設計現場ですぐに使える内容のセミナーとなっております。 

なお、今回のセミナーは、ある程度実務をご経験されている方向けとなっております。また、セミナー終了後にはノイズ相談会を開催しますので、ぜひご参加ください。 

申し込みは、下記URLから参加申込票をダウンロードの上、必要事項をご記入いただき、指定のFAX番号、あるいはメールアドレスまでご返信をお願いいたします。

それでは、皆さまのご参加をお待ちしております。

 

★参加申込票はこちらから
http://www.noiseken.co.jp/

 

 

プリント基板設計を担当している川上です。


部品の手配、入荷した部品の数等のチェック、大変ですよね?

そこで、あるお客さまからの熱~い要望を受け、当方で部品調達をトライアルしました。

部品調達.JPGなかなか手応えのある仕事になりましたが、お客様から、『手間がたいへん減り、本来の仕事ができた。これからも是非お願いしたい!』との声を頂きました。

『こんなに喜んで頂けるなら、部品調達もうちの仕事にしよう!!』ということになりました。しかも、在庫のあるチップ(CやR)は無償対応させて頂こうと思います。


如何でしょうか?冷やかしでも何でも、まずはご一報下さい。

 

 

1  2  3
お問い合わせ

ホーム パナソニック株式会社 プロダクト解析センター > 情報館 > 電子回路解析