EMC

門真EMCサイトの橋坂です。


ISO/IEC 17025の認定を取得している試験所であれば、どんな試験でも実施できるわけではなく、別途、認定範囲として試験所で対応できる規格が定められていることを皆さんご存知でしょうか。


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ISO/IEC17025の試験所認定とは、運営能力、及び技術能力が
一定以上の要求水準を満たす試験所に与えられるものです。

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今まで当EMCテストラボでは、民生EMC規格(例えば、家電:CISPR14、照明:CISPR15など)については数多くの規格を認定範囲に含めておりましたが、半導体部品や車載機器に関係する規格については含めておりませんでした。


最近、ISO/IEC 17025認定試験所で測定した結果が必要というお問い合わせも多くいただいておりますので、このたび、半導体EMC規格と車載EMC規格につきましても認定範囲に追加し、ISO/IEC 17025認定試験所でのEMC試験サービスのご提供ができるようになりました。
また半導体EMC規格のISO/IEC 17025認定取得は日本初となります!


今回、追加した認定範囲
 半導体EMC規格
  IEC 61967-1 :エミッション測定の一般条件
  IEC 61967-2 :TEMセル法(エミッション)
  IEC 61967-4 :1Ω/150Ω法(エミッション)
  IEC 62132-1 :イミュニティ試験の一般条件
  IEC 62132-2 :TEMセル法(イミュニティ)
  IEC 62132-4 :DPI法(イミュニティ)

LSI.jpgIEC 62132-2 :TEMセル法(イミュニティ)


 車載EMC規格
  CISPR 25 :放射及び伝導エミッション測定
  ISO 11452-2 :アンテナ照射試験
  ISO 11452-4 :BCI試験
  ISO 11452-8 :アンテナ近接試験
  ISO 7637-2 :トランジェントエミッション測定
     及びイミュニティ試験(電源線)
  ISO 7637-3 :トランジェントイミュニティ試験(信号線)
  ISO 16750-2 :電源電圧変動試験
  ISO 10605 :静電気放電試験

syasai.jpgのサムネイル画像

ISO 11452-8 :アンテナ近接試験


皆さんお気軽にお問合せ下さい。


認定範囲については下記URLをご確認下さい
http://www.jab.or.jp/system/service/testinglaboratories/accreditation/detail/346/


EMC試験については こちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/


車載EMC試験についてはこちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/in-vehicle-emc.html

篠山EMCサイトの木元です。


本日は、篠山EMCサイトの車載機器のEMC評価環境についてご紹介します。


車載機器は、誤動作すると人命にかかわる事故に直結するため、誤動作は許されません。そのため民生機器に比べ、非常に厳しい要求レベルになっています。


車載機器の要求レベル例

1.png


そのため対策において、
エミッションの対策がイミュニティ性能に影響しないのか
イミュニティの対策がエミッション性能に影響しないのか
を確認しながら、いかに効率よく対策することが重要になります。


しかし、エミッションとイミュニティの試験室が異なることで、商品の移動や、配置のやり直しなどに時間をとられるような経験があるかと思います。

篠山サイトの車載用電波暗室は、エミッションとイミュニティの試験を同じ試験室内で実施できるため、商品の配置を変更することなく、ご利用時間中であれば、お客様のタイミングで切り替えることができます。
同じ配置でエミッションとイミュニティの対策を行うことが出来るので、対策前後の変化についても、より確実に確認できます。

候補1.jpg車載用電波暗室


篠山EMCサイトの車載用電波暗室のスペック、対応可能試験一覧はこちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/equipment-s-carsite.html


試験の経験がなくても大丈夫です。
弊社の経験豊富な試験員が試験配置から測定方法までサポートしますので
お気軽にお問合せください。


また、篠山EMCサイトを連日ご利用の場合、徒歩約5分の宿泊施設(ユニトピアささやま)を、
お客様のご負担無く宿泊頂けます。


EMC試験については こちら↓
http://www.panasonic.co.jp/aec/emc/index.html


門真EMCサイトの石橋です。


今年の夏は、ゲリラ豪雨や突然の夕立が多く、落雷が多発しています。
先週末には、都心で2時間に1000発以上の落雷があり、昨日も愛知県で7000発以上の落雷が観測されました。

shutterstock_116127718.jpg
このような落雷によって、屋内外に設置された電子機器が故障するケースが後を絶ちません。この原因の多くは、直撃雷ではなく、誘導雷によるものです。


誘導雷とは、落雷時の電磁誘導により電力線等に誘導電流が発生し、周辺に影響を及ぼす現象です。この誘導雷は数km先で発生したものでも影響を受けると言われています。


特に日本は低圧配線の接地方式がTT接地であるため、例えば商品の筐体と保安器のアース線がそれぞれ別の箇所で接地されている(TT接地)と、アース線にサージ電流が流れた際に、それぞれの接地間に電位差が発生してしまいます。


雷_屋外商品の接地イメージ1.jpg屋外商品の接地イメージ


誘導雷による電子機器の故障は、回路内に電位差が発生することによる過電圧によるものです。そのため、雷サージ試験時にはこの電位差が発生する箇所を想定した試験を実施する必要があります。


雷の考え方については、以前にも記載しておりますので、是非参考にしてください。


■雷サージから電気製品を守るために その一
http://www2.panasonic.co.jp/aec/blog/emc/2013/06/post-20.html


■雷サージから電気製品を守るために その二
http://www2.panasonic.co.jp/aec/blog/emc/2013/07/post-22.html


プロダクト解析センターでは、今回のような雷による電子機器の故障についても、検証させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。


EMC試験については こちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/

 篠山EMCサイトの山中です。


5月15日に篠山EMCサイトにてTUV Rheinland試験所の更新監査を受審し,品質システム監査,及び実技監査ともに無事更新監査が終了しました。


今回の監査では,新しく下記のスコープを追加しました。


①3相電源に対する電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験: IEC/EN 61000-4-11

従来の単相に加え,3相電源に対する全てのEMC評価が,篠山サイトで実施できるようになりました。

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電圧ディップ,短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験


②6 GHzまでの放射イミュニティ試験:IEC 61000-6-1:2016,IEC 61000-6-2:2016,IEC 60601-1-2:2014,CISPR 35:2016

6GHz.jpgのサムネイル画像

6 GHzまでの放射イミュニティ試験


一般規格(generic standard) であるIEC 61000-6-1,-2は2016年に改訂され,6 GHzまでの放射イミュニティ試験が必須になっています。
医用電気機器に対する規格であるIEC 60601-1-2:2014,マルチメディア機器に対する規格であるCISPR 35:2016は,6 GHzまでのワイヤレス通信等に使用される周波数帯に対し,試験実施が推奨されています。


また、TUV Rheinlandの認証を更新する事で,各国のEMC指令に基づく評価だけではなく,低電圧指令「家庭及び類用途の電気機器-安全性-:IEC 60335-1」や機械指令「機能安全規格:IEC 61326-3-1」のEMC要求事項についても試験が可能です。1箇所の試験所にてEMCと安全の両試験を実施することで,試験時間の短縮が可能となります。


今後も継続して,スキル向上に努め,皆様のお役に立てればと思っております。
EMCに関することでしたら,お気軽にご相談下さい。



EMC試験については こちら↓

http://www.panasonic.co.jp/aec/emc/index.html

篠山サイトの山中です。


この度、プロダクト解析センター篠山サイトに三相機器に対応した電圧ディップ・瞬停試験機を導入しました。(対応規格:IEC/EN/JIS C 61000-4-11)


これにより、三相機器の全てのEMC試験が篠山サイトにて実施できるようになりました。


三相の電圧ディップ試験は単相と違い、下記のような図のように規定されています。


 ・三相4線式の機器は、各相の相電圧試験と線間電圧試験の2つの試験を実施します。
 ・三相3線式の機器は、線間電圧試験のみ実施します。


相電圧試験は、試験を実施する相のみ電圧を変動させ、他の相は固定です。
線間電圧試験は、二つの相を固定して残りの一相を動かします。
動かす相は、電圧を変動させると共に位相もずらします。
(100%時の位相を基準に、70%時は約25°、40%時は約79°)


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三相機器のEMC試験をご検討の際は、是非ご相談ください。


これからも最新規格に対応した設備導入を進めていきますので、ご要望などございましたら、お気軽にお問合せください。


試験装置のスペックは こちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/equipment-s-big.html

篠山EMCサイトの木元です。


従来、門真サイトでしかご対応が出来なかった車載用サージ・電圧変動試験につきまして、篠山サイトにも試験設備を導入しましたのでお知らせします。


新しいサージ発生器では、JASO規格や国内外の自動車メーカ規格に対応したサージ・電圧変動試験が可能となりました。
現状、ISO7637シリーズの波形1,2a,3a,3b,6と一部の自動車メーカに対応可能です。
※自動車メーカ規格の対応状況につきましてはお問合せ下さい。


また、試験装置の仕様範囲内であれば、任意に波形条件を変更できますので、規格外のサージ・電圧変動の評価も可能です。
皆さまのご要望に出来る限りお応えさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。



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車載用サージ試験についてはこちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/equipment-s-10mFirst.html

EMC試験についてはこちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/index.html


門真EMCサイトの橋坂です。


お客様よりBCI法で注入電流500mA(1MHz~400MHz)の試験環境を構築してほしいとのご要望をいただきました。


一般的に使われているBCIプローブは入力可能電力が最大100W程度ですので、500mAの印加ができません。そのため、今回の試験環境構築のために、

新たにハイパワー用のBCIプローブを導入しました。新たなBCIプローブを用いることで、最大600mA(1MHz~400MHz)まで印加できることが確認されました。


これにより、要求の500mAに対して、マージンまで考慮した試験が可能になり、ご要望をいただきましたお客様にも大変ご満足いただけました。

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自動車関係のEMC評価はカーメーカ様毎に要求が異なりますが、特殊な要求でも可能な限り対応いたしますので、何かございましたら、お気軽にご相談ください。



EMC試験については こちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/consumer-product.html


車載EMC試験についてはこちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/in-vehicle-emc.html


門真EMCサイトの石橋です。


突然ですが、「半導体EMC評価」って皆さんご存知ですか?
これまでのEMC評価では、セット(完成品)での評価が主流でしたが、最近自動車業界等ではデバイス単体での評価(半導体EMC評価)が注目されつつあります。


今回は半導体EMC評価の一つである「DPI法」をご紹介します。


DPI法はDirect Power Injection methodの略で、ICの各端子に容量性結合でノイズを直接注入し、誤動作の有無を確認する評価方法です。IEC 62132-4で規格化されており、近年では欧州を中心に車載機器に対する半導体のEMC評価として要求されつつあります。

DPI.JPG

DPI法


この評価のメリットとして
・ICの各ピンに対し、ノイズ耐性を定量化することが可能
・高い再現性
ことが挙げられます。


最近では、ICの動作電圧が低電圧化しているため、少しの電圧変動が誤動作につながります。
製品レベルでのイミュニティ試験で誤動作の要因がICのノイズ耐性である事例も増えています。


下の図は、半導体の耐ノイズ性の向上により、セット商品の耐ノイズ性も向上した例です。
従来品(赤線)に比べ、ノイズ耐性のある半導体(青線)のほうが、セット商品での評価でも耐ノイズ性が向上していることがわかります。
このように半導体のEMC評価は、デバイスメーカーだけでなく、セットメーカーとしても利用することができる手法になりつつあります。

DPI3.JPG

プロダクト解析センターでは、半導体のEMC評価で欠かすことのできない、標準プリント基板の設計から評価まで一貫してご利用が可能です。


ご希望の方は、お気軽にお問合せください。


半導体EMC試験については こちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/semiconductor.html


半導体EMC評価用基板の設計についてはこちら↓
http://www2.panasonic.co.jp/aec/electric/test-board.html


篠山EMCサイトの土谷です。


篠山サイトの放射イミュニティ試験(IEC 61000-4-3)につきまして、6GHzまで実施できるようになりました。



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放射イミュニティ試験については、Wifiなど無線機器の高周波化に伴い、上限周波数が拡張される傾向にあります。


既に、病院等で使用される機器については、医用電気機器の規格(IEC60601-1-2:2014)に基づき、5.785GHzまでの試験が必要です。また、現在規格化が検討されているマルチメディア規格(CISPR35)においても、最高5GHz、30V/mまでの放射イミュニティ試験が要求されています。


これまで試験されていない周波数帯となりますので、どのような影響があるのか、事前確認にご活用ください。


これからも最新規格に対応した設備導入を進めていきますので、ご要望などございましたら、お気軽にお問合せください。



試験装置のスペックは こちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/emc/equipment-s-all.html


門真EMCサイトの橋坂です。

 2015年度より部署名が変更となり、解析センター 電気ソリューション部 EMC設計課 に変わりました。 

今年度も門真と篠山の2拠点で連携し、皆様のお役に立てるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 

門真EMCサイトのメンバー

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篠山EMCサイトのメンバー

篠山集合写真.JPG 

EMC試験については こちら↓

http://www2.panasonic.co.jp/aec/

 

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