ユーザビリティ

アジャイル開発におけるユーザビリティソリューションの役割(1)

こんにちは。ユーザビリティの小川です。


みなさんは、近年、注目されているアジャイル開発という言葉を聞かれたことがありますか。

今日から数回に分けて、「アジャイル開発におけるユーザビリティソリューションの役割」

というテーマについて、書きたいと思います。


アジャイル開発とは、一回で完璧なものを目指すのではなく、すばやく作り、すばやく検証し、すばやく改善する。

そのサイクルを反復 (イテレーション) することにより、よりよい製品を開発しようというものです。

もともとは、ソフトウェアの開発から生まれた考え方ですが、その他の分野でも使われはじめています。


我々は、普段、人間工学、感性工学を技術ベースに、お客様のニーズを製品づくりにつなげる仕事をしています。

これまで、パナソニック製品を中心に、たくさんの製品開発に携わってきましたが、アジャイル開発に対応した

ユーザ解析、ユーザ検証にも対応していかなければいけないと考えています。


そのために重要となるのが、「ユーザ検証のスピード」だと思います。

ヤコブ・ニールセン博士は、5名のユーザテストで85%のユーザビリティの課題が発見できると報告されています。

このことは、目的にもよりますが、必ずしも、大規模でロバストな実験を組まなくても、よい気づきを得ることができる

ことを示しています。


的確な調査設計を行い、ターゲットユーザを早く集め、少人数での検証を組めれば、反復 (イテレーション)を

強力に後押しすることができると考えています。


「的確な検証設計」×「小規模・繰り返し」が重要なキーワードになるように思います。


我々は、年間300件以上(ほぼ毎日)のユーザ検証を行っています。

その中で培われた調査設計のノウハウ、実査の運営スキル、モニター体制などのインフラは、

「的確な設計」で「スピーディに検証を回す」ことに対しても有効だと考えます。

ユーザを解析するプロとして、がっつりとしたユーザ調査、評価だけでなく、アジャイル開発を後押しする、

的確で軽やかなユーザ検証についても提供していければと思います。


アジャイル開発におけるユーザビリティソリューションの役割①
的確で軽やかなユーザ検証を提供する


次回につづく。


モニター体制について
http://www2.panasonic.co.jp/aec/usability/subjects.html

これまでの当部の開発支援の事例紹介ページ
http://www2.panasonic.co.jp/aec/usability/index.html


取り組み内容のダイジェスト紹介(日経デザイン誌への記事広告)

日経デザイン2016年4月号 
http://www2.panasonic.co.jp/aec/data/usability/ND_Panasonic_04.pdf


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