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2006年設立。中国とインドを中心に「アジア」にフォーカスした
マーケティングカンパニー。現在、香港にホールディングカンパニーを置き、
インド、東京、上海で事業を展開。「 アジア進出企業の知恵袋 」として、
アジア地域の様々な情報を提供し、クライアントの企業価値向上を支援しています。
http://www.infobridgeasia.com
パナソニック電工商品のインド市場での評価に際し、現地での調査にご協力いただいたインフォブリッジグループの繁田社長。この仕事がきっかけとなり、社内セミナーでもご講演いただく関係に。
これからの市場「ネクストチャイナ」として注目を集め続けるインドの現状と、今 進出を狙う日本企業に求められていることをお聞きしました。

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2006年に「インフォブリッジ」という会社を設立し2008年にインドのローカルの調査会社に出資をしてインド・中国の二大新興国を対象としたビジネスを立ち上げました。
出資当時は40名程だったスタッフも2010年には、インド国内8拠100名を超える体制になりました。 インドの会社に出資した2008年当時は「インド」と言っても、どの企業もなかなか振り向いてはくれなかったですね。
当時から、いずれ日本市場はシュリンクするかもしれないという懸念はあったものの、まだ国内は絶不調でもなかったですし、市場的にも規模的にも中国の方への注目が大きかった。だからインドに目を向けている暇はないという企業が大半でした。

- あの当時は、まだ中国が中心でしたよね。万博前ということもあって。

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ええ、そういう風潮がガラリと変わったのがリーマンショックでした。
日本は本当にこれから厳しくなっていく、と骨身に沁みて分かりましたし、その後尖閣諸島などの政治的な問題もあって中国だけではリスクがある。 そこで「ネクストチャイナ」であるインドに俄然、注目が集まり始めたのです。


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中国は人のつながりやコネクションも重視されますが、一方でインドは、とてもフェアな国とも言えます。
そこには理由があって、インドはとにかく民族的にも階層的にも多様。
例えるなら、EUを一つの国にしたようなイメージです。公用語は22もあります。
それだけ多様な国ですから、例外を認めてしまうと統制が取れなくなってしまう。一つのレギュレーションが国や企業問わず適用されるのはそういう理由です。

- なるほど。
私は以前マレーシアに駐在していましたがASEAN諸国は外資系企業に税金免除などのインセンティブを用意していますよね。先程「フェア」という言葉が出ましたが、インドではそういうインセンティブはあるのですか ?

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すごく少ないですね。極端に言うと「来たければ来て下さい。
でも来ないのならそれでもいいですよ」というスタンス。
インドはもともと内需が強い国だからかもしれません。

- とはいうものの、11億もの国民を養わなければなりません。
内需が強い国ということですが、豊富な労働力を吸収する企業はあるのでしょうか?
インドは、二次を飛び越えて三次産業が成長していると聞いて
いますが。


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確かにインドはもともと、農業国、つまり一次産業の国ですが、あっという間に二次を飛び越えて三次産業が伸びてしまいました。
政府は二次産業、いわゆる製造業にも力を入れないと雇用確保は難しいと判断しています。ただ、幸いインドは内需が強く、右肩あがりで伸びています。輸入するよりも現地生産する方がコストメリットを生かせる。今では各国の自動車メーカーがこぞって入っています。80年代から進出したスズキはもちろん、 最近ではベンツ、BMW、ハーレーも現地生産を始めると聞きました。
逆に、三次産業に関しても、課題は山積みだと思います。 例えば、教育、医療もですよね。ニーズがあれば、国だけではなく財閥や民間が主導して投資し、 サービスを整備していく。M&Aも盛んです。 そういう意味では、二次、三次の両方の産業が伸びていくと考えています。







